①ハイブリット抽出法成功の背景、それによってどうなったか
必要は発明の母と言われますが、清澄で豊富な富士山周辺の水を期待していたのが、工業団地で限られた井戸水しか使用できないことが分かり、思案に暮れて、窓外に広がる富士山の雄大で優雅な姿を楽しんでいました。突然富士山頂では気圧が低く温度が低いのに沸騰し、米が良く炊けないことを思い出し、真空抽出装置で低温で沸騰させながら、脂をほぐし、加圧加熱によって収量を上げるというハイブリッド抽出法を開発しました。しかも装置に入れた抽出水は100％優れた健康食品になると言う環境にも優しい製法でした。
最高でも103℃位しか温度を上げない為、まぐろが持っている機能成分を殆ど損なうことなく抽出できたのでした。酸化し難い鮪油の誕生です。関西大学の福永健治准教授によって確認された、医薬品タイプ(エチルエステル体）と同じ量のDHA・EPAをラットに摂取させた実験ではハイブリッド抽出油は医薬品よりも2・3倍も早く多く血中に吸収されました。これだけ明らかな差が出たので、血圧降下作用があるのではと思い先ず、自分で実験しました。3日位で下がり始めたので、家族にも試しました。やはり血圧降下が確認出来たので、今度は血圧高めの社員で降圧剤を飲んでいない人16名に1週間1日6粒のカプセルを飲んで貰い、1日朝・昼・夕方と三回血圧を測定したところ11名で最高・最低血圧が下がったのでした。この結果は時事通信を通じてヤフーニュースで2008年12月20日に配信され一時経済欄のアクセスランキングトップとなりました。ホンダ・トヨタが赤字発表を行い上位にランクされる迄トップを占めていました。
全国主要地方紙10社くらいに掲載され、会社の電話が鳴り止まないほどの注文がありました。
ただ、この実験は社員に対して行ったこと、学会等で発表できる二重盲検プラセボコントロールというプラセボ（偽薬）と本物をたった一人の管理者しか分からない状態で、心理的な結果が出難いようにしなければ、専門家には認められません。そこで、福永准教授主導の下本物17名偽者17名で殆ど健常者の男女に協力して頂き3ヶ月間投与試験をしました。結果は驚くべきものでした。
ラットでの吸収性試験
②開発サプリメントの即効性を裏付けるデータ
16名全員の日別平均血圧変化
③ハイブリッド抽出油摂取者の血圧変化
対象者が最高血圧平均１４２最低血圧平均８６と健常者よりほんの少し高い人達であり、一般に高い人程下がり易い傾向があるが、今回の実験結果で両方の血圧で短期間に有意に下がったことで担当の医師も驚いている。また、８週目（２ヶ月後）投与中止し１ヶ月投与しなかったところ血圧は投与以前の状態に戻った。
④アディポネクチンを増やしレプチンを減らす
プラセボ群17名ハイブリッド抽出油群17名の測定結果
プラセボ群ハイブリッド抽出油群ともソフトカプセルに内容量300mg含有し、1日3回2粒づつ計6粒摂取した。
本試験で中性脂肪値・血圧が有意に減少したことが確認されたがその理由の一つとして上記アディポサイトカインの増減が関与していることがヒトで明らかになった。
⑤その他の効果：総ての摂取者に効果があった。
一見血圧変化の無かった人の個別解析
纏め：総コレステロール7.2%減、HDL2.7%減、LDL6.2%減、中性脂肪11.4%減、
アディポネクチン154.9%増、レプチン31.3%減
ハイブリッド抽出法のもう一つの特徴
今迄油について述べてきたが同時に生産される水溶液分につて述べてみる。
高度含有表示可能との比較
総て天然：ヒアルロン酸3％・コラーゲン45％・タウリン2.6％・アンセリン1.1％・コンドロイチン硫酸約1％・銅、ビタミンB12・ナイアシン・葉酸高度含有
ビンチョウまぐろ抽出物100g当たり含有量（mg/100g） （財）日本冷凍食品検査協会分析結果
水溶液をスプレードライヤーという機械にかけて粉末にすると厚生労働省が機能性成分として表示を規制している成分や化粧品や健康食品素材として人気のスター級成分が、上記の様に高濃度含有されていることが確認された。
やはりまぐろは海の王様・生きた精密化学工場・スーパーフィッシュである。
