アディポネクチンとは
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アディポネクチンとは

10年程前、阪大医学部により発見された脂肪細胞から分泌される善玉物質です。
動脈等の損傷部分やドロドロの粥状物を探知し除去するパトロールレスキュー隊の役目をする。
脂質代謝異常を改善し、インシュリン抵抗の改善をする。
NHKの試してガッテンでも取上げられ、世界中のメタボ研究者が研究している最先端の物質。
今迄の研究では、肥満者の血中濃度は低いことが確認されている。
慶応大学医学部の新井・広瀬先生の2009年度の発表では高齢者や百寿者では血中のアディポネクチンの
濃度が高くレプチンの濃度が低いと報告されており、長生きする為には血中のアディポネクチンを高く
レプチンの濃度を低く保つ必要があります。
東大の門脇教授は、血中のアディポネクチンを高く保てれば、寿命延長でき、糖尿病・癌・アルツハイマー病
が抑制できるとしています。

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アディポネクチンと高血圧について

アディポネクチンは血液中でどのような働きをするのか

降圧剤は、一般的にはカルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)か、またはアンジオテンシンのブロッカー(ARB、またはACE阻害薬)+少量の利尿薬併用が勧められています。
症状に応じ、色々な降圧剤が使われています。アディポネクチンは動脈の損傷を修復し動脈硬化を防ぐだけではなく、さらに血流が良くなって血管に圧力が懸からなくなり降圧します。
今その他のホルモン的作用の研究が世界的に進んでいます。

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アディポネクチンと脂肪細胞・メタボ対策

東大の研究チームが発表。アディポネクチンがメタボ対策の切り札。

現在までの研究では、肥満症の人はアディポネクチンが少なく、レプチンが多いことが分かっています。
ハイブリッド抽出油は過食症や肥満症に多いレプチンを減らし、アディポネクチンを増やすという理想的な
効果が確かめられています。
正にメタボ対策の切り札になると確信しています。
東大の門脇孝教授と山内敏正特任准教授の研究チームはアディポネクチンが糖や脂肪の燃焼を促す
仕組みを突き止め英科学誌ネイチャーに発表しました。ダイエット効果も期待できますね。

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脂肪燃焼とアディポネクチン・レプチンの関係

脂肪細胞から分泌されるホルモン、レプチン。10年程前では、レプチンを投与すれば内臓脂肪を抑制出来ると考えられていた。最近の研究では、肥満者や過食者にレプチンが多く脂肪とレプチンの血中濃度が比例することが確認され、悪玉ホルモン説が定着している。又動脈硬化などの肥満に関係する心血管障害やインシュリン抵抗、Ⅱ型糖尿病を引き起こす。

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